長い人生の中では交通事故に遭う可能性もあります。
多分、一生遭わない人の方が多いのでしょうが、運が悪いことだってあります。
交通事故の保険金のことを知っておかないと、えらい損をするかもしれません。
後遺障害などを負ってしまった場合、残りの人生での収入は大きく減少します。
保険金をしっかり取っておかないと、大きな収入を得る別の機会は二度と訪れないかもしれません。
入通院する身になってからでは体がつらくて勉強も無理です。
事故に遭う前に概要だけは知っておきましょう。
まず、保険金は傷害保険金、後遺障害保険金、死亡保険金と大きく3つに分かれています。
受取パターンは次の3つ。
- 「傷害保険金のみ」(全快した場合)
- 「傷害保険金+後遺障害保険金」
- 「傷害保険金+死亡保険金」(遺族が受け取る)
傷害保険金には、治療費、休業損害、傷害慰謝料が含まれます。
後遺障害保険金には後遺障害慰謝料と後遺障害逸失利益が、死亡保険金には死亡慰謝料、死亡逸失利益、葬儀代が含まれます。
細かい費目のそれぞれに相場やルールがあります。
よく慰謝料、慰謝料と言って、保険金全体のことを慰謝料というと思っている人がいますが、慰謝料は全体の一部にすぎません。
そんなアバウトな理解では保険屋にごまかされるもとです。
できるだけしっかりした自動車事故保険金の知識を持ちましょう。